標準化とは
「標準化」(standardization)とは?
「現実の、又は潜在する問題について、共通に繰り返して利用する"規定”を制定する活動で、与えられた条件下でその指令を最適の段階までに到達させることを目指す」
と ISO/IEC Guide 2:2004: Standardization and related activities-Genera vocabulary:「標準化及び関連活動-- 一般的な用語」において規定されています。
またその備考1には、
「この活動は、特に規格を作成し、発行し、そして実施する過程からなる」
と定められている。
また関連して同ガイドには、「規格」(Standard)について
「与えられた状況において、最適な程度の秩序を達成することを目的に、諸活動または、その結果に関する規則、指針又は特性を、共通に、かつ、繰り返し使用するために定める文書であって、合意によって確立され、かつ、公認機関によって承認されたもの」
と定義しています。
さて、「標準」は、辞書によると 「1.物事を行う場合のよりどころとなるもの。2.平均的であること。普通。並み。」と説明されています。
また「標準化」は、「1.個々のものが標準的なところに近づいていくこと。また、個々のものを標準的なところに近づけること。 2.標準を決めて資材・製品などの規格や種類を統一すること。3.テストで得られた得点が集団全体の中でどのような位置づけであるかがわかるように、集団基準を作成すること。」と説明されています。
ここで「標準」の漢字の語源を探ります。
「標」は、屍をやいて火が飛んで軽く浮きあがるものの意味から由来する漢字とのことで、木の梢などを標識として立てることから、標識・標示の意味に用いられ、そこから、目的のものを目標、多数の目標とするところを標準という風に用いられてきたとのことです。
(1.こずえ、梢末、高い枝。2..はしら、しるしの柱、たてる。3.しるし、あらわす、しめす。4.ほめる、あらわす。5.たかい、すぐれる、気位、風格。などに使われてきています。 )「準」は、平準の意味で、地の水平を測ることから官庁用語として慣用されてきたとのことで、規定に準拠して処置することを准というようになったとのことです。そこから准は、許可することで使われるようになったようです。
(1.たいらか、水面が平らかであることを水準という、また、水準をはかる器。2.のり、さだめ、規定、準則。3.なぞらえる、ならう、のっとる、ひとしい。4.ただす、ゆるす。5.はなばしら、準的の準の音でよむとする説がある。6.まと、準的。などに使われているそうです)
なおISO/IECの各Guideは、下記にて入手できます。なお日本規格協会では、邦訳版を発行しています。




