前提条件プログラム<PRP>(7.2.1)/ISO22000/
ISO22000:2005規格の7項「安全な製品の計画及び実現」:
7.2 項「前提条件プログラム(PRPs)」
7.2.1項においては、以下のようなことが要求されています。
組織は 次の事項を管理するのに役立つPRP(s)を確立・実施・維持すること。
a) 作業環境を通じた,製品への食品安全ハザード混入の起こりやすさ
b)製品間の交差汚染を含む,製品の生物学的,化学的及び物理的汚染
c)製品及び製品加工環境における食品安全ハザードの水準
<なお用語については、『「意味?」-ISOミニ辞典』のブログにリンクしています。>
この要求事項の解説:
この要求事項のPRPs(前提条件プログラム)は、もともとHACCPシステムでは、P.P(prerequisite programme)あるいは、GMP(good manufacturing practice)などとして、HACCPシステムを有効に機能させるための前提条件として、ハザード(危害)分析(HA)や重要管理点(CCP)の設定よりも前の段階で検討されるべき一般的な衛生管理事項として取り上げられていました。
一般的な衛生管理事項としては、別名:適正農業規範(GAP),適正獣医規範(GVP),適正製造規範(GMP),適正衛生規範(GHP),適正生産規範(GPP),適正流通規範(GDP),適正取引規範(GTP)などと呼ばれているものに相当します。
PRPsに関する要求内容は、コーデックス委員会から発行されている『食品衛生の一般原則の規範』で規定されている内容に相当します。
同様の内容は、わが国では、「弁当及びそうざいの衛生規範」をはじめとする各業種に対応した衛生規範の中でガイドラインとして示されています。
PRPsに含まれる衛生管理事項については、文書で規定することが望ましいとされていますので、SSOP(衛生標準作業手順書)に規定しておくのが良いかと思われます。