ハザード分析を可能にするための準備段階:一般(7.3.1)/ISO22000
ISO22000:2005規格の7項「安全な製品の計画及び実現」:
7.3 項「ハザード分析を可能にするための準備段階」
7.3.1項「一般」においては、以下のようなことが要求されています。
ハザード分析を行うために必要なすべての関連情報は,収集され,維持され,更新されて文書化されること。
記録は,維持されること。
<なお用語については、『「意味?」-ISOミニ辞典』のブログにリンクしています。>
この要求事項の解説:
ここでは、ハザード分析を行うための収集された情報は、文書化し、更新することを求めています。その活動に関しては、記録を作成することも要求しています。その対象は、7.3項の関連する情報ということになります。
これらの情報は、7.3.3.1項の「原料、成分及び製品に接触する材料」、7.3.3.2項の「最終製品の特性」、7.3.4項の「意図した用途」、7.3.5項の「フローダイアグラム、工程の段階及び管理手段」の関連情報ということになります。
ハザードの発生やそのハザードのレベルに影響するかも知れないときには、原材料・成分、製品に接触する材料のそれぞれの出所を考慮することが必要です。またここで考慮しておくべき情報は、あくまでハザード分析を行うための情報で、後の7.9項の「トレーサビリティシステム」で要求される情報とは、違う場合もあります。
とくにシェルフライフの観点から考慮すべき情報は、製品が生物学的安全性と指定保存温度と他の指定された条件化での適合性とを維持し得る期間であって、それは、製品のラベルに用いられる賞味期限と一致しているか、もしくは一致していない場合もあります。
意図した用途に関する情報は、ハザードの許容限界を明確にし、その水準を維持できる管理手段を選定することを行うのに必要な情報になります。