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2007年02月01日

最終製品の特性(7.3.3.2)/ISO22000


ISO22000:2005規格の7項「安全な製品の計画及び実現」:

7.3 項「ハザード分析を可能にするための準備段階」:

7.3.3項「製品の特性」:

7.3.3.2項「最終製品の特性」においては、以下のようなことが要求されています。

  • 最終製品の特性は,ハザード分析(7.4 参照)を実施するために必要となる範囲で文書の中で以下を含めて適宜、記載すること。

    a) 製品名又は同様の識別

    b) 組成

    c) 食品安全に関する生物的,化学的及び物理的特性

    d) 意図したシェルフライフ及び保管条件

    e) 包装

    f)  食品安全に関する表示及び/又は取扱い,調製及び使用法に関する説明

    g) 配送方法

  • 組織は,上記に関する法令・規制上の食品安全要求事項を明確にすること。

  • これらの記述は,7.7に従って要求される場合を含め,つねに更新されること。

    <なお用語については、『「意味?」-ISOミニ辞典』のブログにリンクしています。>


この要求事項の解説:

この要求事項(7.3.3項)は、Codex委員会のHACCP手順2(製品についての記載)に相当する要求項になります。

原材料(7.3.3.1項)と製品(7.3.3.2)とに分かれています。

最終製品(7.3.3.2項)の要求事項は、以降の7.4.2項「ハザードの明確化及び許容水準の決定」及び7.4.3項「ハザード評価」につながりCCPを決定するために必要な情報として求められています。

最終製品について、7.3.3.1項の原料、成分及び製品に接触する材料と同様の要求内容もありますが、さらに製品名または同様の識別、意図した用途、利用者及び消費者、製品の誤取扱い・誤使用などの防止処置などを明らかにすることが求められています。


生物的、化学的、物理的特性に関しては、7.3.3.1と同様に以下のような情報を明らかにしておくことが求められています。

  • 生物:生物種、寄生虫、病原菌、ウイルス及びそれらの産生毒素、漁獲時期、収穫時期など。
  • 化学:(キノコ、フグ、カビ毒)などの自然毒、農薬、洗剤、殺菌剤、(ヒスタミンなど)アレルギー原因物質の含有、包装材からの移行性可塑剤、包材、動物用医薬品など。)
  • 金属:金属異物、ガラスなど非金属質の硬質異物、水分活性、PH、物性(液体、固体など)

最終製品というのは、それ以上の加工など処置がされないフードチェーンの下流の顧客・消費者をターゲットにした情報になります。

フードチェーンの上流と下流の関係で下流から上流を見ると7.3.3.1の原料、成分及び製品に接触する材料になり、上流から顧客・消費者をターゲットとする視点となると7.3.3.2の最終製品になります。

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投稿者 corydoras on 2007年02月01日 00:29

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