原料、成分及び製品に接触する材料(7.3.3.1)/ISO22000:ISOの窓

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2007年01月31日

原料、成分及び製品に接触する材料(7.3.3.1)/ISO22000


ISO22000:2005規格の7項「安全な製品の計画及び実現」:
7.3 項「ハザード分析を可能にするための準備段階」:

7.3.3項「製品の特性」:

7.3.3.1項「原料、成分及び製品に接触する材料」の要求事項の詳細については、日本規格協会の対訳本などをご参照下さい。


この要求事項の解説:

この要求事項(7.3.3項)は、Codex委員会のHACCP手順2(製品についての記載)に相当する要求項になります。

原材料(7.3.3.1項)と製品(7.3.3.2)とに分かれています。

原材料(7.3.3.1項)の要求事項は、製品の原料、成分及び製品に接触する材料(包装材など)についての要求項になっています。

原材料について、名称及び種類、原材料、産地、製造方法、その特性、添加物、包装材料などを明らかにすることが求められています。

それは、以降の7.4.2項「ハザードの明確化及び許容水準の決定」及び7.4.3項「ハザード評価」につながりCCPを決定するために必要な情報として原料、成分、包装材料に由来するハザードを抜けなく取り上げることが求められています。

a),b)では、生物的、化学的、物理的特性に関して以下のような情報を明らかにしておくことが求められています。

  • 生物:生物種、寄生虫、病原菌、ウイルス及びそれらの産生毒素、漁獲時期、収穫時期など。
  • 化学:(キノコ、フグ、カビ毒)などの自然毒、農薬、洗剤、殺菌剤、(ヒスタミンなど)アレルギー原因物質の含有、包装材からの移行性可塑剤、包材、動物用医薬品など。)
  • 金属:金属異物、ガラスなど非金属質の硬質異物、水分活性、PH、物性(液体、固体など

c)項の由来と言うのは、原産国やその生産者、製造工場、購入先などのことを指します。

d)項では、加熱/未加熱、加熱方法(焼成、蒸煮、マイクロ波、レトルトなど)、加熱条件(温度、時間、圧力など)、真空処理、金属探知機、X線検査などの、製造条件等の詳細な記載を求めています。

e)項では、配送時の温度条件、時間、積載方法、包装形態、包装材料、封入資材(乾燥剤、窒素、ドライアイス、脱酸素剤など)を明確にしておくことが必要です。

f)項では、保管条件について、常温、冷蔵、冷凍、賞味期限、消費期限、使用期限、許容される箱の積載段数、シェルフライフとしては、消費期限、賞味期限、使用期限などが含まれます。

食品安全関連の法令・規制要求事項としては、乳製品、食肉製品、魚肉練り製品、冷凍食品、レトルト、缶詰、食肉、生食用鮮魚貝類、食品添加物などの厚生労働省令等の規格基準が規定されているものや、農薬、動物用医薬品、抗生物質、飼料添加物などの残留基準が規定されているもの。アレルギー物質表示が求められている品目などの法的な食品安全要求事項を特定しておくことと、ハザードの評価に必要な情報を記述しておくことが要求されています。

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前提条件プログラム<PRP>(7.2.1)/ISO22000/
安全な製品の計画及び実現:一般(7.1)/ISO22000

投稿者 corydoras on 2007年01月31日 00:20

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