是正処置(7.10.2)/ISO22000
ISO22000:2005規格の7項「安全な製品の計画及び実現」:
7.10項「不適合の管理」:
7.10.2「是正処置」における要求事項の詳細は、日本規格協会の対訳本などでご確認下さい。
この要求事項の解説:
この要求事項は、HACCPプランにおいてCCPが許容限界を逸脱した場合及びオペレーションPRPがモニタリングにより管理状態から外れていると(OPRPの不適合)判断した時には、是正処置を実施することが要求されています。
是正処置に関わる基本的な手法は、ISO9001:2000規格の8.5.2項「是正処置」と同様です。また検出した不適合の原因を明確にし、除去し、再発を防止し、さらに、不適合が発生した後に工程又はシステムを管理下に戻すための適切な処置を規定するための“文書化された手順”の確立・維持が要求されています。
是正処置を実施できる十分な知識とは、6.2.2項「力量、認識及び教育訓練」のc)項で「c)食品安全マネジメントシステムのモニタリング、修正及び是正処置を担当する要員の教育・訓練が行われることを確実にする」ことが求められている内容に対応しています。また上記のa)、b)、d)、g)のレビュー・評価についてはこの指名された要員(例えば、食品安全チーム)が行うことが求められています。
この要求項で取り上げられているレビューは、ISO9000:2005の定義によれば、「設定された目標を達成するための検討対象の適切性、妥当性、及び有効性を判定するために行われる活動」ということで上記のa)、b)項では、不適合の状態とモニタリング結果の時系列のグラフデータなどの状態を評価する活動を要求しています。
是正処置は、これもISO9000:2005の定義によれば、「検出された不適合又はその他の検出された望ましくない状況の原因を除去するための処置」:すなわち再発の防止ということで以降のc)からg)までの手順が求められることになります。
一連の是正処置の実施からレビューまでの内容は、全て記録を作成・維持することが求められています。




