マネジメントレビュー:一般(5.8.1)/ISO22000
ISO22000:2005規格の5項「経営者の責任」:
5.8項「マネジメントレビュー」
5.8.1項「一般」においては、以下のようなことが要求されています。
- トップマネジメントは,組織のFSMSが,引き続き適切で,妥当で、かつ、有効であることを確実にするためあらかじめ定められた間隔でレビューすること。
- このレビューでは、FSMSの改善の機会の評価並びに食品安全方針を含むFSMSの変更の必要性の評価も行うこと。
- マネジメントレビューの結果の記録は,維持すること(4.2.3 参照)。
<なお用語については、『「意味?」-ISOミニ辞典』のブログにリンクしています。>
この要求事項の解説:
ここでは、この要求事項は、基本的にISO9001:2000規格の5.6.1項の「マネジメントレビュー 一般」の要求項と同様の内容になっています。
「適切性」:(suitabirity)は、FSMSがその目的にかなったものとして運営されているか。
「妥当性」:(adequacy)は、FSMSがその目的に対して十分に良いものになっているか。
「有効性」:(effectiveness)は、FSMSが計画した結果を果たしているか。
各用語については上記のような意味で、「あらかじめ定められた間隔で」は、必ずしも定期的でなくともマネジメントレビューを実施した際に、次は何時開催すると決めるようなものでもよいが、FSMSに関わる変更事項が無ければ、年に1回でもよいかと思われます。マネジメントレビューを大げさに構えるのでなく、自然体で1ヶ月に1回でも組織のFSMSの実情に合致させて計画すればよいと思われます。
このマネジメントレビューでは、
- FSMSの改善の機会の評価
- 食品安全方針を含むFSMSの変更の必要性の評価
を検討することが求められています。
またマネジメントレビューの結果については、そのインプットならびにアウトプットを含めて記録を維持することが要求されています。
マネジメントレビューは、組織のFSMSの取り組みの実績が食品安全方針に沿って策定された目標と合致しているかまたFSMSが全体的に有効に機能しているかを評価し、軌道修正するための重要な管理の場を提供することになります。