緊急事態に対する備え及び対応(5.7)/ISO22000
ISO22000:2005規格の5項「経営者の責任」:
5.7項「緊急事態に対する備え及び対応」においての要求事項の詳細は、日本規格協会の対訳本をご参照下さい。
この要求事項の解説:
ここでは、トップマネジメントは、組織において発生する可能性がある緊急事態及び事故を組織のフードチェーンにおける役割にふさわしい形で管理する手順を確立・実施・維持することが求められています。
ここの要求事項は、ISO14001:2004規格の4.4.7項「緊急事態の準備及び対応」の食品安全版として考えて良いかと思われます。
フードチェーン組織におけるリスク管理の要求項の一つになります。
また組織のCSRにもつながる内容になります。
したがって、まずトップマネジメントが中心となって、組織のフードチェーンにおける役割を考慮して、想定される潜在的な緊急事態の可能性を明確にすること。
次に、明確にした緊急事態に対してどうすればその発生の可能性を減らすことができるかの方策を手順として確立しておくことが『備え』になります。
また万が一、緊急事態が起こった際には、『対応』として食品・安全の観点からどのような応急的処置をとるか、また手順の見直し改定ならびに再発を防止するためどのように恒久的処置を進めていくかなどを手順に定めておくことが必要です。
緊急事態には、潜在的なもので、例えば、新たに判明した食品安全ハザード、火事、洪水、生産機械の破損、停電、ガス・石油などのエネルギーの停止、バイオテロ、交通事故、近隣環境の汚染なども意識しておくことが含まれます。





